北大西洋条約

大西洋条約NATは1949年4月4日ワシントンで調印され、同8月24日発効しました。アメリカ、イギリス、フランス、ベルギー、カナダ、デンマーク、イタリア、アイスランド、ルクセンブルク、オランダ、ノルウェー、ポルトガルの12カ国同盟条約。52年にギリシャ、トルコ、55年に西ドイツが加わりました。国違憲章にいう地域的取決です。アメリカが建国以来の欧州不介入主義を捨てて西欧諸国と同盟開係に入ったものとして注目されました。前文のほか本文14力条をもって、加盟国の一国ないしそれ以上の国に加えられた式力攻撃は全加盟国への攻撃とみなし、兵力の使用を含めて、必要と認める行動をただちにとることによって被攻撃国を援助するほか、加盟相互国間の紛争の平和的解決、経済的協力、てい触する協定への不参加などを約し、別に理事会、防衛委員会などを設けていました。

冷戦時の欧州

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