西欧・東欧
一般的に欧州はユーラシア大陸の西北部を占める大半島一帯を指し、世界人口の約2割から3割がここに住んでおり、主要文明国はここに集中しています。西欧・東欧という分け方は、文化的にみれぱ欧州文明の中心が西欧にあった事から、文化的落差を示す表現としても使われますが、政治的にみれば第二次大戦後のアメリカを中心とする資本主義陣営とソ連を中心とする共産主義陣営の対立の表面化から、体制上の相違を示す概念となりました。北大西洋条約機構NATOとワルシャワ軍事機構は東両欧の対立の典型的表現でしたが、1966年頃より冷戦の緩和とどもに両陣営の和解、歩み寄りの機運が生まれてきました。68年8月のソ連軍のチェコ占領、69年4月の欧州人の欧州の主唱者だったドゴール仏大統領の退陣などで、一時混沌とするかに見えましたが、69年十10月、西ドイツにブラント政権が出現した結果、武力不行使と炊州の現状承認などを内容とする西独ソ連条約が70年8月に調印されたのを手始めに東西両欧州のアルバニアを除くすぺての欧州諸国により、73年7月へルシンキで全欧安保会議が開かれた結果、東西両欧関係は新局面に入りました。

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